受講生さんの声 基礎科

【重ね煮アカデミー®︎基礎科卒業】食事の本質とは何かを学びました

U.Mさん(大阪府在住)

3歳、5歳、7歳の男の子のママ

この記事は、重ね煮アカデミー®︎基礎科を卒業された時に頂いたアンケートを記載したものです。

 

きっちんtanpopoで学ぶ前は、何に悩んでいましたか?

 

食事作りがとにかく億劫でした。 作っても子どもたちが食べてくれない、ということを何度も繰り返しどんどん料理が嫌いになっていきました。

辛うじて食べる物の中でローテーションを組むのですが、それでも気分で食べないこともあり、とにかくネガティブな気持ちでいっぱいになっていました。

簡単に用意のできるパンやパスタ、うどん等は小麦アレルギーの次男がいるため我が家では使えませんでした。 三男も乳製品アレルギーでした。 子どもが好きそうなイメージの洋食メニューはダメなことが多かったのです。

 

おかずを用意しても、3人全員が食べる食材はなく、誰かの好みに合わせると必ず誰かが「これ嫌い!食べない!」と言ってきます。 いくつか用意してもお米だけを食べて「違うのがいい!デザート!」と言われ、仕方なく果物を出し、ビタミン補給できている気になっていました。

 

お野菜を食べず便秘がちだったため、2年程前に玄米食へ切り替えました。 玄米はそのまま炊くと消化に悪いため、我が家では発芽するまで長時間浸水し、玄米GABAコースで5時間かけて炊飯し、そして長時間保温し続けて発酵玄米にしていました。

 

時間がかかるため計画的に準備しておかないと主食がなく困ることもありました。 その工程を経て柔らかく炊いていても、最初は白いご飯がいいと子どもたちは反発しました。 「これを食べればお腹が苦しいのが良くなるよ」と言い聞かせ続け、それが自分でも実感できるようになってようやく受け入れるようになりました。

 

食事に関して楽しいという感情はあまりなく、とにかく必死だった気がします。

 

どんな変化がありましたか?

 

たくさん変化がありすぎて端的に伝えることは難しいのですが、まずは母である私の気持ちの変化がとても大きいです。

 

たくさんの学びがあり「これさえあれば大丈夫」という食事において一番大切な軸を知りました。 「これしか食べられなかった」ではなく「これが食べられたから大丈夫」と思えるようになりました。

 

手間のかかる玄米ではなく、分つき米が食卓の中心になりましたが、子どもたちは排便できています。 無農薬玄米を食べる直前に精米し、土鍋で炊く。 これが何よりのご馳走だと感じるようになりました。 お米の美味しさに改めて気づき、子どもたちも以前よりご飯が大好きになり、お米の消費量はぐっと増えました。

野菜に関しても量、種類が格段に増えました。 野菜ってこんなにも甘くて美味しいのか…と気づかされました。 今まで頑なに食べなかった物も、調和されていると不思議と食べられることがあります。

 

「たんぱく質を摂らないと大きくなれない」なんて漠然と思っていましたが、何を選び、どのように食べることが身体にとって良いのかを知ることができました。

 

特に我が子は元々食物アレルギーがあるため、腸内環境の整え方を知ることができて良かったです。 小麦アレルギーに関しては寛解していますが、これからもお米を中心にしていきます。

 

もし学びがなければ、食べても症状が出ないとなればパン食が増えていたのかもしれません。 そして小麦は食べられても別のアレルギーが悪化し、アレルギーマーチを起こしてしまうのかもしれません。 これからもずっと重ね煮で子どもたちに寄り添い、身体を整えていきたいです。

 

印象深かったことはありますか?

 

「命を育む3つの柱」のお話では、目から鱗が落ちる思いでした。 食事の本質とは何かを知り、肩の荷が下りました。

次男がかなり少食で身体も小さいことを心配していたのですが、消化機能がまだ整っておらずアレルギー体質のため本能的に食べないこともあると伺い、腑に落ちました。

「栄養を摂れるように、少しでも多く食べさせてあげたい」という親心は、ともすると子どもの心身へ負担をかけることがあると気付きました。 穏やかにそのままの我が子を受け入れ、寄り添う母になりたいと感じました。

 

 

きっちんtanpopoの学びをどのように感じますか?

 

正直にお話すると、他の生徒さんのように重ね煮を何品も用意し、毎食全て重ね煮…という域には今はまだ達することができていません。 子供だけではなく私自身もHSP気質なため、まだ幼い三兄弟がべったりの1日を過ごすだけで限界が来る日もあります。

それでも、とにかく分つき米は必ず準備し、料理をする際には重ね煮の理論で調理をします。

たまにお惣菜を選んだり、外食をするにしても選ぶ基準が変わりました。

せっかく受講しているのに全てを重ね煮にできていない現状に後ろめたさを感じたりもしましたが、受講する前と比べれば変化は数え切れません。

生きていく上で食事は必要不可欠なので、できていない部分ではなく変化した部分を長い目で見ていき、これからも重ね煮生活を続けていきたいと思っています。

 

 

 

久保田倫子はどんな人ですか?

 

柔らかであたたかな方です。

そして柔らかいだけではなくしなやかな強さをお持ちの方で、お子さんに真摯に向き合う姿勢もとても尊敬しています。

悩んだり落ち込んでいても、先生に画面上でお会いすると心が和らぐ。

そんな素敵な先生です。

 

 

どんな人にオススメしたいですか?

 

毎日の食事作りに悩んでいる方。

家族全員の健康を守りたい方。

母として子どもにどう向き合えば良いのか悩んでいる方。

ひとりの人間として自分を肯定したい方。 食事と意識が変われば、きっと今より楽になると思います。

 

ともこ
Mさん、有難うございました。

1年前と比べるとお子さんの体調管理もできる様になり、本当に大きく変わっています!!出来ていることが本当に多いのですが、きっとそれが当たり前になってきているのですね^^これまで長い間悩んできた事が、たった1年で解決したのです!重ね煮と出会っていただき、有難うございます。

この記事を書いた人

久保田 倫子  重ね煮アカデミー

久保田 倫子
重ね煮アカデミー® きっちんtanpopo 

料理が苦手で、食に敏感で偏食の息子に何を作っていいか悩んでいました。陰陽調和の重ね煮に出会い、子どもの味覚の幅が徐々に広がり、家族が健康になったことに感動。心身のバランスを整えるための知恵とレシピを届けています。

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